オシャレをするのが恥ずかしい……オシャレ恐怖症を克服する方法
オシャレをしたい気持ちはあるのに恥ずかしくてできない。
社会人になって早数年。好きなファッション雑誌はあるしこんな格好をしたいという気持ちもあるのに恥ずかしくてオシャレができない。
同世代はオシャレに大人っぽくなっているのに、私は高校生の頃から何も変わっていない。適当なデニムに適当なTシャツ、冬はTシャツをパーカーに変えただけ。数年前に買ったよれよれの服をずっと着ている。
職場の人から服装について言われたことはないけど、オシャレをしている同期の子と私の扱いの差をうっすら感じて悲しくなる。
こんな見た目なのにオシャレに興味があるんだって思われたくない、必死になってオシャレしているイタイ奴だって笑われるかもしれない。
洋服を買うのだって勇気がいる。店員さんはニコニコ接客してくれるけど内心はこの客ダサいな……って思っているかもしれない。話しかけられたくない。
そんなことを考えているとますますオシャレをすることが怖くなる。変わりたいのに勇気が出ない。
オシャレに興味はあるのに周りの目を気にして怖くなってしまう方は多いです。特に人の気持ちを察する能力が高い優しい人ほどそういった傾向があります。
そんなオシャレ恐怖症の方が一歩踏み出す方法を解説していきます。ぜひ参考にしてみてください!
オシャレ恐怖症とは?
オシャレ恐怖症とは、オシャレをしたいけど躊躇してしまう状態を指します。
- 自分のキャラ的にオシャレするのが似合わない
- 職場の人から「変わったね」と言われるのが嫌だ
- ショップ店員さんや美容部員さんにダサいと思われたくない
- 着飾ることが自意識過剰に感じる
- いい歳してオシャレを頑張っていると思われたくない
- コーディネートを組んだり、メイクをするのが慣れていないので下手くそだと思われそう
- 外見についての話題を出されたくない
- 服やコスメを買いに行くとジロジロ見られている気がする
- オシャレをしたことがあるけど第三者からひどい言葉を言われたことがある
- こんな見た目なのにオシャレに興味があるんだと思われたくない
これらは一例です。人間関係や環境によって変化します。
なぜ恥ずかしいと感じるのか
恥ずかしいと感じるポイントは人それぞれですが、恥ずかしいと感じるメカニズムは一緒です。
社会的評価への敏感さ
他人からの評価や批判に対して敏感であるため、自分が恥ずかしい思いをするのではないかと心配することがある。
自己評価の低さ
自己評価が低い人は、自分自身に対して厳しい評価をする傾向がある。そのため、自分の行動や発言に対して不安を感じやすく、恥ずかしい思いをすることがある。
外見や身体に対するコンプレックス
自分の外見や身体に自信がない場合、他人から見られることや評価されることに対して不安を感じやすく、恥ずかしい思いをすることがある。
新しい環境や人との出会いに対する不安
新しい環境や人との出会いに対して不安を感じる人は、自分自身をアピールすることに対して不安を感じやすく、恥ずかしい思いをすることがある。
ミスや失敗に対する厳しい反応
完璧主義的な人は、ミスや失敗に対して厳しい反応を示す傾向がある。そのため、自分がミスや失敗をした場合には、恥ずかしい思いをすることがある。
これに沿って上記のオシャレ恐怖症を分けてみるとこうなります。
- 自分のキャラ的にオシャレするのが似合わない→社会的評価への敏感さ
- 職場の人から「変わったね」と言われるのが嫌だ→社会的評価への敏感さ
- ショップ店員さんや美容部員さんにダサいと思われたくない→社会的評価への敏感さ
- 着飾ることが自意識過剰に感じる→自己評価の低さ
- いい歳してオシャレを頑張っていると思われたくない→社会的評価への敏感さ
- コーディネートを組んだり、メイクをするのが慣れていないので下手くそだと思われそう→ミスや失敗に対する厳しい反応
- 外見についての話題を出されたくない→外見や身体に対するコンプレックス
- 服やコスメを買いに行くとジロジロ見られている気がする→自己評価の低さ
- オシャレをしたことがあるけど第三者からひどい言葉を言われたことがある→社会的評価への敏感さ
- こんな見た目なのにオシャレに興味があるんだと思われたくない→社会的評価への敏感さ
上を見ると、社会的評価への敏感さがとても強いことが分かります。その他の理由でも下地に社会的評価への敏感さがあったりします。
オシャレ恐怖症を克服するには
オシャレ恐怖症とは人の目を気にしすぎてしまうことが原因だと分かりました。ではそれを克服するポイントを3つご紹介します。
「かもしれない」だと自覚する
社会的評価への敏感さは心配がほとんどです。
- こんな見た目なのにオシャレに興味があるんだと思われる「かもしれない」
- 職場の人に変わったねと言われる「かもしれない」
このように、まだ起きていない事柄を心配しています。
- 素敵な服だねと言われる「かもしれない」
- 服装を変えたら何か嬉しい変化がある「かもしれない」
すべてをマイナスで考えていることを自覚できれば、上記のようにプラスに変換することも簡単です。
あ、今マイナスに捉えているなと気づいたら積極的にプラス変換していきましょう!
オシャレ一年生だと考える
オシャレに興味があるけどなかなか手を出せなかった。
そんなあなたはオシャレ一年生です。まだ経験値がない状態なのでコーディネートがうまくいかない日もメイクがイマイチな日もあります。
そんな時に、やっぱり私がオシャレしてもうまくいかないんだ……と考えず、オシャレ一年生だから当然!だと思いましょう。
小学生一年生にいきなり微分積分をやらせないですよね。まずは足し算引き算から学ぶでしょう。それと同じでまだ基本のきをやっている段階なのです。
オシャレな同世代との差に焦りを感じるかもしれませんが慌てなくても大丈夫。同世代の人たちはあなたが時間をかけている事(仕事・家庭・趣味)の代わりに、オシャレに時間を費やしているいわば先輩です。学年が違うので比べる必要はありません。
自分はオシャレ一年生だから失敗するのも当たり前だと考えるとグッと楽になりますよ。
オシャレ批評家はスルーする
勇気をだしてオシャレしたのに他の人から心無い言葉をかけられた。とてもショックだったけどその場は笑いながら「そうだよね〜」なんて同調してやり過ごした。
残念ですがこういう話を聞くことがあります。
そんな方にお伝えしたいのが、オシャレ批評家はスルーしようということです。
批評家はあなたに限らずどんな人にも言います。「批評する」それ自体が目的になっているのでオシャレの完成度は関係ないのです。批評をしても文句の出ないあなたを選んでいる可能性もあります。
そんな品のない言動をしている人の意見に、信じる価値はありません。批評家のためにオシャレしている訳ではないので気にしないでいきましょう!
まとめ
オシャレ恐怖症の根本は社会的評価への敏感さ。
人の気持ちを察する能力が高い人ほど、オシャレをするのが恥ずかしいとなってしまいがちです。何故恥ずかしいと思うのかを分析すれば怖くありません。
ぜひ一歩踏み出してみてください!