オタク卒業?!なにかにハマれなくなったオタクはこれを読んでください

なにかにハマれなくなった30代女性のお悩み
中学生の頃からオタクだった。
最初は大河ドラマ「新選組!」を見たことから。
テレビのチャンネル権を所有しているおじいちゃんが見てたのをなんとなく見始めただけだったのに、登場人物の多さやとりまく人間関係が面白くて虜になった。
それから「風光る」「薄桜鬼」など新選組に関するコンテンツを漁って、修学旅行では新選組にゆかりのある土地を巡る。
「薄桜鬼」が面白かったから他の乙女ゲームにも手をだしたらどハマり。
「風光る」から少女漫画にもハマって、レンタルショップに置いてある作品はあらかた読み尽くした。
ファンが書いた推しに関する小説を読んだり、推しの心境を場面ごとに考えたり、呼称一覧表を作成したり……
誰に頼まれているわけじゃないけれど、こういう推し活しているのが幸せだった。
新しいコンテンツに触れて、ブワッとくる感情があればハマれる合図!
これから先もずっと推し活をしてオタクおばあちゃんになって、その頃にはできているであろうオタク限定の老人ホームに入るんだ!
と思っていたのに……
最近なんにもハマれない!!!!!
話題になっている漫画やアニメ、ゲームに手を出してみるけど、みんなが言うほど面白いと思えない。
面白いものを見つけても、いつもなら感じるあの情熱が湧きあがらない。
これまで加点方式で推し活をしてきたのに減点方式で推し活をするようになったみたいで厄介オタクっぽくなってしまっている。
新しいジャンルを開拓しようかな、と思うけど腰が重い。
昔好きだったジャンルのことはずっと好きなはずなのに、公式から新情報がでても「ふーん」で終わってしまう。
糸がぷっつり切れたようにハマれなくなってしまった。
自分の琴線に触れるものがないのか、自分の琴線が鈍ったのかも分からない。
空虚な日々がずっと続いている。
これが世に言う「オタク卒業」なのかな……
これまでなにかにハマって生きてきたのに急に情熱がなくなってしまう。
モチベーションが下がったことがないものが急激に下がって、焦りや寂しさが湧き出る気持ちはよく分かります。
そんななにかにハマれなくなったオタクに向けて、なぜそうなったのかの理由とあわせて心構えについてお伝えします。
ぜひ最後まで読んでくださると嬉しいです!
オタクがハマれなくなる理由はこれだ!
寝て起きたら情熱が冷めていたという訳ではなく、気づいたらハマれなくなっている。
その理由は大きく分けて4つあります。
- 経験値が溜まっている
- 体力が落ちた
- 時間がない
- 価値観が変わった
ではひとつずつ見ていきましょう。
経験値が溜まっている

人生の経験値が溜まっていることにより、先が見えてしまう。簡単にいえばマンネリ化。
敵キャラが味方になった途端に弱体化している→新しく登場する敵キャラのかませ犬になるんだろうなあ……
少女漫画で主人公に片想いしている幼馴染のチャラ男→この恋は報われないんだろうなあ……
崖から落ちて生死不明のキャラ→絶対に生きてるし、主人公がピンチのときに颯爽と登場するんだろうなあ……
こういった「あるある」はかなりの頻度で登場するため、経験値が溜まりすぎて未来予知のようになることがあります。
逆にいえば予想外の展開のものはそれだけハマる可能性があるのですが、それを探す気力もバカになりません。
体力が落ちた

単純に体力が落ちた人もいるでしょう。
小学生時代、6時20分に学校でブランコを漕いでいた時期があります。通学時間は30分くらい。真冬は暗かったのを覚えています。
まだ校舎も閉まっている時間なのですが人気遊具のブランコを並ばずに漕ぎたくて早朝に家を出ていました。
そこから全力でブランコを漕いで授業を受けて帰宅して遊んで宿題をする。
いま同じことをやれと言われても絶対に無理です。
過去の自分を思い返してみて「この時期の生活リズムは再現できないな……」となることはありませんか?それだけ体力が落ちているということです。
時間がない

昔と比べて自由にできる時間がないのも、ハマれなくなる理由のひとつだと言えるでしょう。
仕事で疲れて家に帰り、やるべきことをこなす。少しできた時間は頭を使わないで見れるYouTube。
ダラダラと見ていたらいつの間にか就寝時間。
これだと新しいものに触れる気力はなかなか持てません。
「いやいや、学生時代だって勉強や部活をしたあとに課題をこなしてたけど、なにかにハマれていた!」
こう考える方もいると思います。
学生時代と社会人で違うこと、それは家事!
学生時代は家族がやってくれたことを今は自分でこなしている方が多いと思います。
料理、洗濯、掃除、育児をしている人もいますね。
ゴミ捨て日の前日にゴミをまとめる、家中の布巾を回収して洗濯機に放り込む、
といった「名もない家事」もあるので、自分で思っているより時間はないものです。
ちなみに、「体力が落ちた&時間ない」はシンプルに疲れています。休みましょう!
価値観が変わった

昔好きだった本を久しぶりに読んでみたら、あれ?こんなだったっけ?となることはありませんか?
懐かしさポイントが加点されているはずなのに、がっかり感が否めない……
これはあなたの価値観が変わっているからです。
例えばこんな人の話を聞いたことがあります。
「昔は学園ものの創作物が好きだったけど、大人になるにつれてあんまり好きじゃなくなった。登場人物はのきなみ未成年で自分の老いを感じてしまうし、綺麗事を言っているように思える」
このように、自分の成長や生活環境で価値観がガラッと変わることもあるんですね。
「なにかにハマれない」のは珍しくない
ハマれなくなった理由は分かりました。
しかしそもそも、
「なにかにハマれない」というのは特段珍しいことではありません。
幼少期から推し活をしているオタクの人は驚くのですが、一般の人はアニメや漫画などのコンテンツに触れたら「あ〜面白かった!」で終わります。
キャラの絵や文章をかいたり、同じ映画を映画館で何回も観たり、人間関係の相関図を考えたりしません。
「生きてて全てが楽しめない……」は心が疲れている可能性があるので専門機関に相談したほうがいいですが、
「楽しいけど、いつもだったら感じるあの情熱がなくて不安」は大丈夫です。
今の状態はある意味ニュートラルな状態だと言えるでしょう。悪いことではありません。
珍しくないのに不安になる理由
「なにかにハマれない」のは珍しくないはずなのに、なぜ不安になるのでしょうか?
それは「オタク」ということそのものが、あなたのアイデンティティになっている可能性が高いです。
大人になってからオタクになった人は推し活を始める前の記憶があるので、ハマれなくなっても「こういうときもあるよね〜」で終わります。
しかし幼少期からオタクだった人や推し活に全力投球だった人は、生活の一部だったものが急になくなる欠乏感を感じ「どうしよう?!」となるのです。
でも焦らなくて大丈夫!
オタクの人は感受性が強くこだわり気質です。ハマるものがなくてもその気質は変わらないので、いずれ必ずハマるものが出てきます。
今はオタク人生の夏休みです!

ハマれなくなったオタクにおすすめする1つのこと
なにかにハマれないのは珍しくないし、今がオタク人生の夏休みだというのは分かった。
それでも「なにかにハマらないと!」という焦燥感が消えない。
そんな方におすすめなのは「なにかを極めること」です!

仕事、睡眠、運動……
普段やっていることであれば、なんでも構いません。
新しいものを取り入れるのではなく古いものをより良くする、そんなイメージです。
たとえば、歯磨き。
なんとなく磨くのではなく、
歯磨き粉をこだわって選んでみる、夜の歯磨きにフロスを取り入れてみる、マウスウォッシュで口内環境がどのくらい変わるのか確かめてみる、
など歯磨きひとつとってもこだわりポイントがたくさんあります。
特に衣食住について極めていくとQOLが上がるのでおすすめです!
QOL(クオリティ・オブ・ライフ)とは、生活の質を評価するための概念のことです。単に健康や幸福だけでなく、個々の生活満足度や充実感、自分らしさを重要視します。
- 服の洗濯表示通りに洗ってみる
- 手持ちの服を組み合わせを全パターン考えてみる
- 味噌汁の出汁をとってみる
- グレードの高い調味料を使ってみる
- 100均の観葉植物を育ててみる
- 入眠しやすい条件を試してみてどれが一番自分にとって重要か調べてみる
自分のQOLを上げつつ、あなたがなにかにハマるその時を待ちましょう。
まとめ
なにかにハマれなくても焦らないで大丈夫!
ハマれなくなる原因は自分の成長や生活環境によるもの。
「なにかにハマれない」というのも珍しいことではありません。
今がオタク人生の夏休み、充電期間だと思ってゆっくり過ごしましょう。
オタクに卒業なんてありません。入学した覚えもないので、「そんなときもあるよね!」くらいの軽さでいると良いですよ。
今はなにかしらの理由で推し活をしていないだけで、あなたがなにかにハマるときが絶対にきます!絶対です!

今回のブログで「なにかにハマらないと!」という焦燥感が消えない人には衣食住を極めるといいよ!とお伝えしました。
そのなかでも特に衣服を極めることをおすすめします!

なぜなら食や住と違って衣服というのは常に身に纏っているため投資効果が高いためです。つまりコスパがいいということですね!
- 似合う服を服を着ると自己肯定感が上がり自信がつく
- 清潔感やセンスの良さが伝わり相手に好印象を与える
- 服装をきっかけに話が広がるなどコミュニケーションがスムーズになる
- 仕事やフォーマルな場で「きちんとしている人」と思われ評価が上がる
- 自分の体型に合うものを着ることでスタイルがよく見える
- 好きな服を着ることで気分が上向きになりモチベーションが上がる
- 似合う服を選ぶことで実年齢よりフレッシュな印象を与えられる
- 「場違いな格好をしていないか」という不安が減り安心感が生まれる
- 衣服を通して自分の個性や価値観を伝えられる
オシャレになる方法はいくつかありますが、そのなかでおすすめなのはパーソナルカラー診断と骨格診断!
似合う色や形、素材を知るところから衣服を極めてみませんか?
今回のブログを読んで、
「オタクということ以外の自分のアイデンティティがよく分からなくなってしまった」
そんな方にはPI(パーソナルアイデンティティ)診断をおすすめします!
この診断は外見ではなく内面について診断し、「似合う」と「その人らしい」のバランスをとっていきます。

推しの話をお聞きしながら、楽しく診断いたします!
ぜひ当サロンへお越しください!